2008年 06月 05日
雨です雨。梅雨だから仕方ないのですが。 憂鬱になりますね。 アベノン 28mm 1:3.5 + R-D1 28mmはこのアベノンとミノルタのG-ロッコールの2本がウチにあります。両方ともなかなか個性的なレンズです。 アベノンはクセが無い、と言うクセがあります。すごく素直でストレートな写真が撮れるレンズです。あまりにクセがないので「つまらない」 と思っていました。でもそれをうまく利用すれば素直で質素な感じの写真になります。そう使えば良い訳です。 解放から結構線の細い感じで絞ると被写界深度だけが深くなる、と言う感じの描写で、コントラストが上がったり、シャープネスが向上したり、と言う事はありません。「優しい」と言う感じの写真になるレンズです。 対してG-ロッコールはクセの固まりです。クセがレンズの形になっている、と言っても過言ではない、と思っています。特にR-D1との組み合わせではそのクセが助長されます。強烈な周辺光量不足。ロッコール特有の神経質な線。ピントの合っている所の質感の密度の濃さ。そして青玉です。 このクセと友達にならないとこのレンズは(特にR-D1では)使えません。しかし味方につけるととても個性のある写真になります。そう言う被写体との巡り合わせが重要です。 例の船場の料亭は、料理の世界は一期一会だと言っていたそうです。いつの間にか使い回しなんかしてしまってかわいそうな事になっていますが。 写真の世界も一期一会だなぁと思う事が時々あります。「そこにカメラを持っている事」と言うのが一期一会を表現している、と最近思っています。
by jmiin
| 2008-06-05 21:20
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